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May 31, 2005

2005・梨・1

050530_00420梨農家の助っ人に初めて出かけた。今の時期は「摘果」といって、良い実に効率よく栄養が行き届き大きく育つように、1つの実のかたまり8個くらいから、ただ1つだけを残して他を手でもぎ取る作業を、朝8:30から夕方5:00まで行う。作業は1時間30分ごとに休憩を入れていただけるので、思ったより楽・・・なわけなく、やっぱりしんどい。バンテリン様さま。
まだ数日続くので、今日はおみやげの写真を。梨園のまわりにびっしり出ていた柔らかなうどを、「好きなだけ」頂いたので、天ぷらやゆでてから油炒めに。採れたての香りがたまらない。こうした美食と、農家の方ならではの面白い話、梨園に手を掛けた愛着という(私にとっての)エサは、かなり魅力的で、正直これのために通う日々になりそう。

・・・郡山市熱海町

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May 25, 2005

カッコウ探し

カッコウの鳴き声は、「高原で聞くもの」だと思っていて、しかもテレビの中からしか聞いたことがなかった私。
昨年の今ごろ、家にいながらにして初めてナマカッコウを聞いた時は、「えーっ!!!」と大きなひとりごとを叫んだ。
そして今日、今年初めてのカッコウの鳴き声を聞いた。
カッコウが鳴いたらもう霜は降りないと言われる、初夏の訪れを告げる鳥だ。

「釣りキチ三平」で有名な矢口高雄が書いたエッセイに、「ボクの先生は山と川」(講談社文庫)がある。
秋田の山あいで育った少年時代に、カッコウをひと目見ようと努力した体験談と発見した感激が書かれていた。

その文章を、今日鳴き声を聞きながらふと思い出し、耳をすませて外に出た。
(我ながらやれやれ年甲斐もなく)ドキドキしながら声の方向へ走る。
カッコー・・・カッコー・・・カッコー・・・ありがたいことに長い長い長い鳴き声。
声がだんだん大きくなる。
カッコー・・・カッコー・・・カッコー・・・近い!!
ふと上を見上げたら、すぐそこにいた!電柱のてっぺんに。
こんなに簡単に見つかっちゃうなんて、ラッキーなのかも?!
双眼鏡もカメラもなかったけど、初めて見たカッコウ。
ハトくらいの大きな体に長い尾。深いグレーの背広に白黒のボーダーシャツ。
矢口高雄少年もきっと肉眼で見たはず。

・・・郡山市

カッコウって実はとんでもない鳥!じゃ、イメージ悪っ?いや、悪くないんだ♪
(カッコウにまつわる面白いハナシ2つ)

カッコウの生態(NikonImaging・インタビューより)

郡山市の鳥はカッコウでいいのか?(日本野鳥の会郡山支部HPより)

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May 19, 2005

まっ黄っ黄

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庭のリシマキアとラナンキュラスゴールドコインです。
5日ほど、里帰りしてきますので、ブログをお休みしまーす。

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May 17, 2005

近所付き合い

近所付き合いを意識していたのは、行事の多い小学生の頃までで、それ以降は20年以上も全く無かった。田舎のヒトにはあり得ない、都会のヒトにはよくあること。

結婚し、大阪市内(人口密度18500人/km2エリア)のマンションに住んでいた時のこと、同じ番地に100世帯以上が暮らしていたのに、3年間誰とも交流がなかった。上の部屋からは、ものすごい反響音で足を踏み鳴らして奥さんを怒るご主人の、血管切れそうな声色。「触らぬ神にたたり無し」と、近所付き合いを避けていたし、それが安心だった。のだが、ひとつだけ引っかかることがあった。エレベーターでどなたかと一緒になるが、(夜など特に怖くて)挨拶はしない習慣が身についていた。そんな中に、幼い子供が乗り込む。「挨拶をしない大人同士」を見せている自分、大人としてどうなの?!現実的なことは子供もきっと理解しているだろうと思うけれど、何だか、冷たい空気を私自身も作っているような気がした。

今、郡山市内(人口密度440人/km2)の町内会で、小さな班の副班長をやっている。共稼ぎのお宅への集金は、留守が多く、何度も訪問しなくてはならない。そんなお宅の休日の朝は、10時でもチャイムするには早いみたいだ。草取りや側溝掃除は、朝6時から始まる。でも、こういうこと、苦痛じゃないと言うか、まぁ、やれる。「あぁ、こんなヒトが住んでいたんだ」「こんな子供がいたんだ」「このお宅のヒトは話しやすいな」ってことが分かるのは大切だから。田舎の近所付き合いって、いいことばかりじゃないだろうし、私がまだ深みに入っていないからかも知れないけど。それでも、子供の前で挨拶する大人でいたい。

追伸:大阪に、あったかいヒトはいっぱいいます(笑)。

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May 14, 2005

色の誘惑

050514_01949桧原湖西岸の堂場山で見つけたブナのこぶ。・・・黒板五郎?(笑)。ここではカモシカが見られる時があるそう。クマと遭遇以来、山の中がすっかり怖くなって、カラのペットボトルをペコペコ響かせながら歩いた。裏磐梯に来たのは、1ヶ月半ぶりくらいなので、すっかり雪は解けて春の装いに。新緑の、色の洪水が山肌に広がっている。うぐいす色、萌黄色、浅黄色、緋色、とび色、琥珀色・・・。私の写真では全然表現できない、みんな「緑」になる前の、紅葉と同じくらいに美しい時期のピーク。・・・あ~、ここに暮らしてしまいたい!!
・・・耶麻郡北塩原村

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May 12, 2005

山菜2005

050512_00120「ミズの実」。みどりのぷくっとしたモノがそれ。福島では見た事がないが、秋田に行くとよく売られている山菜のひとつ。なんなの、これ・・・的な独特の風貌なので、初めて口にした時はちょっとドキドキしたっけ。けっこう歯ごたえがあって、噛むほどにぬめりが広がる。「え?!なに?・・・も、もう1回」と、ついつい食べたくなる美味しさ。私はポン酢で食べるのが好み。

「筍」。毎年、知人のおばあちゃんの竹林に、GWになると入ってはおすそわけしてもらっている。今年で4回目だが、初めてクワを持たされて筍と格闘した時は、母とおばあちゃんに、大声で笑われたものだった。「へっぴり腰!」なんて。4回目でも覚束ない私だが、今年、思いがけない事実が発覚。自分の趣味の畑を持っていて、クワなど持ちなれているだろうと思ってた母の、筍掘りの姿を見て、おばあちゃんが笑ったのだ。「ま~ったく、見てらんね!情けなくって!貸してみな!」。喜寿の手に握られたクワは、力強く土に食い込み、根元からきれいに筍を掘り出した。還暦の母を横目に「ふふん♪」とほくそ笑み、なぜか自分の腕が上がった気分の私なのだった。

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May 11, 2005

仁賀保高原の風車

秋田県の仁賀保高原は、鳥海山の北面に位置します。日本海沿岸の象潟から東を見ると、壁のような丘の上に、風車がたくさん並んで見える場所がそれにあたります。

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この風車の大きさ、自動車と比べてみると・・・でかっ!!近づくにつれ、迫力が増してきます。

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高さ60m、羽の長さは30mもある15基の風車は、ドイツのベスタス社製で、総工費50億円をかけて作られたそうです。こんな大きいもの建てちゃうなんて、人間もスゴッ!風力発電のしくみなどを展示した「ひばり荘」が隣接していて、展望台からは鳥海山とセットでこんな風景が見られます。「スゴーイ!」を連発してしまう、オススメの場所です。

DSC0006620ひばり荘からキャンプ場への帰り道、水をたたえた棚田に夕日が射して、鏡のように光っていました。日本の四季には、田んぼは欠かせない存在だと思わされる風景にたくさん出会ったことも、鳥海山と同じくらいに印象的でした。
トラクターや軽トラを運転するヒト、田植えを手伝うヒトたちは、2世代ほども人生の先輩であろうかと思われる「オド(=お父さん・おじさん)」や「アバ(=お母さん・おばさん)」です。農家のオドとアバに感謝!そして私がアバになっても、またそのもっと先も、この美しい田んぼがずっとありますように・・・。

・・・秋田県由利郡仁賀保町

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May 10, 2005

玉簾(たますだれ)の滝

鳥海山の南に点在する、飽海(あくみ)三名瀑のひとつ、玉簾の滝を見に行きました。

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左→滝への入り口で迎えてくれたのは、杉の大木。杉もこんな樹形になるんだなぁ。「大きな木だね」・・・サツキとメイのお父さんのセリフが似合いそう。
右→エゾエンゴサクのカーペット。エンレイソウや、いつも見るのと違うスミレもたくさん咲いてました。滝に向かって左側の、整備された歩道を歩いてしまうと、この子たちには会えません。右側のひなびた歩道で、どうぞ。

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左→写真では表現できてないですが、この滝をご神体とした神社があり、ひっそりと苔むしてとてもいい雰囲気です。
右→滝はほぼ垂直に63m降りていて、しぶきの束はまるで、白い竜の頭のようで、神々しさを感じます。近寄るとすごい水しぶきで撮影不可!

ここは駐車場からすぐなので、年配の方でも歩いて行けます。知らないと通り過ぎてしまうほどひかえめ、でも本当は重ねた時間が分厚くて、花も神社も滝も、物静かでたくましい。そういう命の集まりが鳥海山、という感じがしました。

・・・山形県飽海郡八幡町・・・鳥海山紀行、あと1つつづきます

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May 09, 2005

鳥海山のフトコロ

まずは、鳥海山のフトコロで出会った花たちデス。こんなのを見ながら育った方、うらやましい。でも、そうじゃない環境で育ったからこその、感動もアリ!

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左→「ばっけ」は「ふきのとう」のこと。ばっけ・ばっけ・ばっけ!どこもかしこもばっけだらけ~!(秋田県象潟町中島台)
右→森の中の沢に沿って、延々と続く水芭蕉の川。終点はいったいどこ?!見えない所までずっと続いていた。(山形県遊佐町ぐみの木谷地)

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紫と白のキクザキイチゲ。(秋田県象潟町中島台)

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左→中島台では残雪の中を歩いた。ヒトとすれ違ったのは数えるほどだけ。まわりは見事なブナの森=クマんち。です・・・。クマんちは、いつ来てもきれいだなぁ。
右→幹周り7メートル以上、日本一の奇形ブナ「あがりこ大王」。江戸時代から炭づくりの為に、伐採を繰り返された結果、こんな顔に。ロード・オブ・ザ・リングの世界デス。

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左→鳥海マリモ。川底に張り付いた、世界的に希少なコケ類だそう。
右→山からの冷たい水温を、灌漑用に少しずつ上げるため、作られている「温水路」。

まだまだ深い、フトコロはつづきます・・・

追記:あがりこ大王と鳥海マリモに会いに行きたい方は、象潟の道の駅「ねむの丘」で、中島台の散策マップ(無料)をお持ちになって下さい。木道が整備されていますが、GWは残雪で木道が見えない箇所がたくさんありました。

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May 05, 2005

ぐるっと鳥海山

今年のGWは、秋田県と山形県のほぼ県境にある、鳥海山(標高2236m)に会いに行ってきた。鳥海山の最大の特徴のひとつが、日本海から直線距離で15キロほどしか離れずにそびえている独立峰であることだ。そのおかげで、春の鳥海山をぐるっと色々な方向から見る事ができた。

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・北から(秋田県矢島町由利高原)・北北西から(秋田県仁賀保町仁賀保高原)


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・南西から(山形県遊佐町宮山坂公園)・西から(同、遊佐町国道345)


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・大平山荘付近はまだ雪の壁!    ・テントとタープ


■国民宿舎大平山荘■■鳥海山西面の標高1000m付近にある、こちらに1泊。国民宿舎って古いせいか、大型連休直前でも、空いていたりする。安いだけに豪華料理ではないし、布団も自分で敷かなくちゃいけないけれど、余分なサービスに期待もしないから、気分が楽ちん。食事は1階にある昭和チックな広い食堂で、が王道ってのも、宿泊している人同士が挨拶し合い、何だかアットホームでいい。加えてまず「一級の場所」に立っているのが好き。ここの目玉は何と言っても、目前の山頂から昇る朝日と、展望スペースから見える水平線の美しい日本海の夕景!登山客や山スキーヤーにも人気で、車中泊のツワモノたちが早朝からスキーを履いて、雪面を登って行ってた・・・スゴッ。駐車場で群れになって巣作りをしていたのは、初めて見たイワツバメ。

■西浜キャンプ場■■続くお宿は、内陸は寒いだろうと、日本海沿岸の吹浦駅近くのこちらに3泊した。1000張り(管理人談・笑)可能な松林にせいぜい10張りの、快適なすき具合。防風林の中にあるので、海も山もすぐそばなのに拝めないが、松たちのおかげで、日差しも風も大幅カット。温泉施設「あぽん西浜」(350円・6~22時)も隣接してて、あったか。ワタクシの読み通り、朝晩の冷え込みは少なく、用意したダウンのシュラフ(モンベル・スーパーストレッチダウンハガー♯1&2)も、ファスナーを開けて寝ても平気なほど。トイレ・炊事場もきれいにされ、朝は小鳥たちのコーラスが響く、「当たり」のキャンプ場。料金は大人ひとり一泊600円ぽっきり。夏は海水浴客で混むそうなので、春は狙いめオススメです!!

■マイテント■■わがテント(モンベル・ムーンライト3型)とスクリーンタープ(ロゴス・クイックスクリーンプラス)。寝室利用と割り切ったテントは、月明かりでも設営できるというのがウリ。女性ひとりでも立てられ、3.8キロと軽い上に、小さめの枕ほどの大きさに収納できるので、キャンプ道具の整理にも貢献。ウチはふたりぼっちなので、これで十分。タープはダイニングキッチンに。4面すべてがメッシュと布張りの両方にできるので、強風雨時に活躍、虫よけ効果もアリ。


報告は鳥海山のフトコロへと、つづきます・・・

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