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September 21, 2005

同僚の中の日本

今日は、私と同期に就職した、同僚(男性)のおはなしです。

フィリピン人なので、仮名でアキノさん、としておきます。

36歳、明るく真面目で、働き者の好青年です。

彼は数年前より「オイスカ(OISCA)」の研修生として日本にやってきました。

OISCAとは、

The Organization for Industrial, Spiritual and Caltural Advancement-International

の略で、

外務省・農林水産省・経済産業省・厚生労働省が主務を行っている財団法人。

大地や自然に関わりながら、

産業(Industry)・精神(Spirit)・文化(Culture)のあり方を見直し、

人々が、生まれ育った環境や価値観が異なってもお互いを認め合い、

争うことなく協力する世界を目指すために、何かしよう!というもの。

主に、日本をはじめとする世界各地で、研修プロジェクトを持ち、

農業や語学を通した人材育成や、植林活動などを行っています。

さて、アキノさんは、大阪や姫路、徳島などで、農業研修を受け

今は、私と同じ福島県のとある大葉栽培のハウスで働いています。

このアキノさん、なんともひたむきで真面目なのです。

朝は毎日、就業時間の30分以上前から、既に仕事を始めています。

カンカン照りの日も、雨の日も、マウンテンバイクを40分走らせての通勤。

仕事中は、おとうさん(社長)や私たちパートの指示を、

「ハイ」ととても素直に耳を傾け、だらけずに働きます。

かなり暑かった夏の日も、汗まみれになりながら

力仕事を率先してやり、パート女性たちに配慮します。

農家から頂きモノの、リンゴ(推定10キロ)、ニワトリ(生きてます(^^;)、

その背中の古びたリュックに入れて帰ります。「ダイジョブネ!」。

お弁当の後は、食べ終わった弁当箱をきれいに洗います。

就業後は「オツカレサマデシタ。ソレデハ、オサキニ、シツレイイタシマス。」と

帽子を脱いで一礼します。

***

彼は、日本で色々な事をたくさん学んだと言いますが

彼の中に、きれいな日本を見せてもらっています。

今日は、こんなこと、言ってました。

言葉が通じなくて辛かったり、怒られたりした時も、

「ツギノアサ、カナラズ、エガオ!コレハ、ワスレナイ、デス」。


OISCA(オイスカ・ホームページ)


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Comments

奇遇ですね。
つい最近TVでOISCAの事知ったばかりです。
四国だったかな?十六ヶ国の人たちが寮生活をしながら
農業と日本語を学んでいました。
皆真面目で明るく素直な人たちばかりでした。
無心に打ち込めるって良いことですね。

Posted by: 小豆 | September 24, 2005 at 12:21 AM

銭金でやってましたよね!
私も実はあれで知ったんです。
みんなでお風呂入ったって言ってました♪

彼らのその後がどうなのかは詳しく分かりませんし、
母国ではその経験が活かせる環境ばかりでは
決して無いだろうと思いますが
今じぶんにやれることをやる、というまっすぐな姿勢は
見習いたいなぁと思うんですよねぇ。

Posted by: クロミニ | September 26, 2005 at 03:55 PM

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