« September 2005 | Main | November 2005 »

October 31, 2005

雪虫とぶ

先週から週明けにかけて、とても冷え込んでいます。
DSC0003530
浄土平周辺の山頂も冠雪したようですね。

***

11月になろうとしていますが、解雇を免れました。
石油が値上がりし、ビニールハウスの暖房費もかなり厳しい中で
出荷要請があり、冬季も大葉の栽培を継続することになったそうで、
置いて頂けることになりました。(^^)
ただし、収穫量は半減するので、就業時間もぐっと短くなり
厳冬季には、毎日の出勤はなくなりそうです。
「農業は、工場じゃあないからね。」と、おとうさん(社長)は言いました。

***

そうだよなぁ・・・。と思う反面、もっと働きたいなぁ・・・。と思う私もいます。
でも。いや、いや、まて。(^^;
食事も睡眠もとれないで、めまぐるしく働く毎日は、10年経験しました。
「こんなふうに息をつく暇もない毎日の、行く先って何だろう?」
「40、50になった時、料理のできない女にはなりたくないなぁ」
そんなふうに思っていたら、福島の空気が同調してくれて(と思い込んでいます)。
毎日を仕事に忙殺されなければ、生きていけない状況もあるけれど、
いま、そうでないなら。
目の前のことや、過ぎていく時間、
「小さな何かの積み重ね方法」を今までとは、変えたいんだよなぁ・・・。

***

東白川郡では、今季初めて雪虫を見かけました。
冷たい秋風が、駆け足で山の葉を落としていっています。

雪虫とは?・・・北海道放送のお天気情報より

| Comments (2) | TrackBack (0)

October 28, 2005

肩のり猫

051026_00130
はじめまして。オス猫の「りん」と申します。
ぼくは、クロミニさんが働く、須賀川市のとある温室で飼われています。
元来捨て猫であり、目と腸の弱いぼくを、拾い、育ててくれているのは
おかあさん(社長の奥さん)です。
ぼくは寂しがりやなので、パートさんが出勤してくるのがとても楽しみです。
みんなぼくをよく可愛がってくれるのを、分かっているから
仕事中、みんなの肩に、突然飛び乗っては甘えさせてもらっています。
クロミニさんも、始めの頃は「ひゃあっ!!」と叫んで
ぼくが乗っかるのを驚いていましたが、最近は平気みたいで
「ったくぅ~!」と言いながらなでてくれます。
ぼくは、何をされてもされるまま、ひっかかないので
猫に対する見方が変わったそうです。
それにしても、猫アレルギーの人や、フツーの職場の環境から見れば
ぼくが野放しになっていることは、あり得ない常識かもしれませんね。
でも、ぼくが通用する、こんな職場があって、ぼくは幸せです。

| Comments (2) | TrackBack (0)

October 26, 2005

風邪レシピ

福島に移り住んで、早くも2年が経ちました。
生活そのものは、すっかり慣れ親しんでいるのですが
体調だけは、なかなかどうして、なじむペースが遅いようです。
5年以上も風邪知らずだった私が、
今や1ヶ月に1回くらいという情けない頻度で、
のどの痛みや悪寒に襲われ、風邪ぐすりのお世話になる始末。
10月でもお天気なら、「Tシャツ・オッケー」の気候で育ったため、
早い時季から、セーターやフリースを出す行為が身に付いておらず
ついつい、風邪をひいて、ようやく気づく、というアリサマです。
***
のど痛の緩和に、効くレシピ(というほどのものでもないですが)です。
051026_00430
大根を皮付きのまま、5ミリのサイコロ状に切り
ひたひたのはちみつに一晩漬け、出た水分をスプーンで飲みます。
***
吾妻山や飯豊山では、初冠雪のたよりが届きました。
今日、こたつ・毛布・湯たんぽ、出しました。

| Comments (4) | TrackBack (0)

October 23, 2005

秋色じゅうたん

標高1000mを境に、福島にも秋色のじゅうたんが広がっています。
DSC0004130
雨と霧でぼやけていますが、紅葉まっさかりです。

DSC0002230
ブナやダケカンバなどは、すでに終わりかけ。

DSC0002730
雨のもみじ狩りは、道路も温泉も空いていておすすめです。
山の天気は変わりやすいので、運次第で、雲の切れ目から
色とりどりの鮮やかな山肌を見つけた時、カンゲキはひとしおに。
温泉でゆっくりあったまったら、雨音を聞きながらのお昼寝もいいもの。
むしろ雨のおかげで、いつもの山散策も休んで、
ただただ、のんびり、秋色のじゅうたんの中でくつろいだ1日でした。

・・・福島市土湯峠

| Comments (0) | TrackBack (0)

October 18, 2005

りんご銀行

このところの、りんごの葉っぱ取り作業で、

肩と二の腕が筋肉痛です・・・。痛い・・・。(T0T)

きっと、慣れない脚立に乗って、手を伸ばす無理な体勢の賜物。

りんご園へは午後の短い時間だけしか、行っていないのに

終わると、どー・・・っと、疲れます。

1日中りんご園の作業だったら、メマイしそうです。

***

作業中、不意に落としてしまったりんごが、スーパーの袋に

毎日3袋分くらいは出るので、みんなで持ち帰っています。

ひとり5玉~10玉を、毎日、です。

日に日にキッチンはりんご銀行と化し、りんごが貯まっているので、

アップルパイやキムチづくりでもしなければ。

葉っぱ取りは、あと1週間くらいは続きそうだから

とりあえず、筋肉痛がおさまってから、ね。さすりさすり。

| Comments (0) | TrackBack (0)

October 15, 2005

楽譜のような樹の下で

早朝の気温が10℃を割るようになって、

窓を開けると一面、霧に包まれた朝が続いています。

051013_00430
そろそろ、コタツやストーブの準備をしないと。

***

私の職場には、大葉を栽培する10棟のビニールハウスの他に、

「ふじ」や「未来ライフ」を栽培する、りんごの果樹園があります。

今週からは、午前中は大葉を摘み、午後はりんご園での作業になりました。

りんご園では、脚立に登り、実に密着した葉を1つ1つ取り除いて、

効率よく日光にあて、色がまだらになるのを防ぐための作業をしています。

当たり前に食べていたりんごが、こんなに手のかかる果物なんだと初めて知りました。

***

「いいちこ」という焼酎の販促ポスターをご存知でしょうか。

そのセンスの良さは、広告デザイン界で長い間揺るぐことのない存在で

その世界にいた頃は、私にとってもアコガレの対象でした。

「楽譜のような樹の下で」(1988年)
いいちこミュージアム
(Room5をご覧ください)

このポスターのキャッチコピーが好きで、私の中に強く残っていたのですが

月曜日、りんご園に初めて入った時、なんとも言えない感動を

どう表したらいいか、考えていたら、このポスターが頭に思い出されました。

051013_01730

りんご園へは、軽トラ1台がやっと通れる細く曲がりくねった道を

みんなで荷台に乗り(^^;)、移動します。

さえぎられた視界が、一気に鈴なりのりんご畑へと変わり

まぁるく赤い実が、みどりの樹にたわわに実る様子は

丹念に塗られた油絵でも見ているような感慨があります。

山登りをしていると、それまでの疲労のごほうびと言わんばかりの

平地ではお目にかかれない光景に感動するのですが

人が手をかけて、作られた畑の風景というのは

それとはまた違った感動が、(私にとっては)あるのです。

これだけの実が熟すまでに、どんなドラマがあったのだろうと想像し

大げさかもしれませんが、映画を見るようなその瞬間でした。

| Comments (2) | TrackBack (0)

October 12, 2005

磐梯高原休暇村キャンプ場

ウチから1時間ちょっとの距離にある、自然の宝庫「裏磐梯」。

今年1月から今まで、いったい何回訪れたんだろうと、数えてみました。

・・・16回。・・・おぉ~、結構行ったね。てか、通ったね。(^^;

10月の連休も、ご多分に漏れず、磐梯高原休暇村キャンプ場(今年3回目)へ。

このキャンプ場の良いところは、磐梯山を真正面に眺められること、

そして、夏には蛍も飛び交う清流を含んだ、散策路があるほど広く

それでいて、お盆以外、ガラガラにすいてる!ってこと。

このガラすきを体験すると、もう「テント銀座」のようなキャンプ場には

アレルギー反応を起こしてしまって、絶対ダメ。ぜぇったい行けません。

・・・とは言っても、東北に「テント銀座」は、あまりないのですが。ね。(^^;

よく、「2005!オートキャンプ場まるわかりガイドっ!」みたいな雑誌に

4人家族で泊まった場合のモデル料金というのが、ありますけれども。

車乗り入れだからでしょうか?1区画、5000円、なんて。

高い・・・。キャンプやめて、国民宿舎に変更したくなります(笑)。

ここは、駐車場からリヤカーで荷物を運ぶようになっていますが

ふたりで一泊1800円(フリーサイト1000円+大人ひとり400円)。

トイレも炊事場も新しくてきれいです。

閑散期(GW真っ只中!)はトイレの電気、点けてもらえなかったりしますが

まぁそれも、宿泊客、私たちだけだったので、お察しして。(^^;

DSC0001830

キャンプする時、朝・晩は焚き火をしています。

メラメラする炎を見つめる時間は、日常にはない贅沢なリラックス。

温泉宿もいいけれど、お風呂→食事、のあとの夜って、

テレビを見たり、敷かれた布団でごろごろしたり、日常の延長に思えて

旅先ならでは!を楽しむ意味で、キャンプの焚き火はなかなかの演出なのです。

ぽつり、ぽつり、いつもはしない話題をいつの間にか、していたり

話はしなくても、ぼんやり炎を眺めて、薪をくべ、火の粉をよけ、

パーコレーターで、ぽこぽこ香り立つコーヒーを湧かしたり。

・・・いや、その前に、ホントは、焚き火がないと寒くていられないんですが。(^^;

秋の夜長を楽しむキャンプ、初雪が降るまで、あと何回できるかな・・・。


※磐梯高原休暇村キャンプ場は、直火が禁止されていますので、焚き火の際には、放射熱から地表を保護し、灰のこぼれ落ちを防ぐ「焚き火台(スノーピーク製)」という道具を使っています。

磐梯高原休暇村キャンプ場

| Comments (3) | TrackBack (0)

October 10, 2005

きずなと伝統

1月19日の記事に、中村さんちの田んぼは白鳥の湖というのを書きました。

先日、その中村さんちに稲刈り体験に行ってきました。

昨年、福島県の「うつくしま農林水産ファンクラブ」に入会した私。

県の主催するいろんなイベントに参加できるというわけで、この企画もしかり。

「有機農産物販路開拓交流会」という名称で、バスに乗って中村さんの田んぼに行き

稲刈りはもちろん、有機農産物生産者としてのお話を伺ったり、

中村さんの作った餅米での餅つき、試食という内容でした。

DSC0001130
秋晴れの稲刈りにふさわしい爽やかな日和でした。

DSC0000330
稲を握る左手は順手で、カマは手前に素直に引きます。

DSC0001230
刈った稲は10束を目安に縛り、杭に井の字にかけて天日干し。
逢瀬町では、風が強く当たるので、このように重ねて干します。

2、3日、筋肉痛になるほどの重労働かと思いきや、

この中村さん、私たち参加者に労働してもらおうなんて、思っちゃいません。

それより、「有機農業に対する思い」を伝えたい、そんなお人でした。

では、中村さんの語り口で、どうぞ。

***

知り合いの子どもが、体調がよくならないってことが始めたきっかけ。

虫食いひとつないきれいな食物ってのは、まず何かある。

消費者の顔、想像しなけりゃ、それでもいいんだろうね。

でも俺、個人に売ったりもしてるから、それはできないんだ。

何しろ雑草との闘いなんだよね。

除草剤、1反分たった2500円で、きれ~いに雑草は消える。

それを今は米ぬか使って、雑草の生育抑えてるけど

狭い稲の間、雑草を水に沈めるようしなきゃならんし、手はかかる。

あいがも農法ってあるけど、あれは俺、どうかと思う。

水生昆虫をあいがもが食べちまって、昆虫ゼロの田んぼになるから。

稲だけ、この植物だけ、そういうもの作るのは、人間だけだ。

山だって、なんだって、たくさんの命が混然一体となってるのが自然。

ただ、雑草の中に稲が見えるような、そういう農業は、また違うと思う。

俺たちは、農業として、消費者に提供しなくちゃならない義務があるから。

自給自足とはまた、違うんだ。

俺、とにかくこれだけは言いたいのは、日本の作物買って欲しいってこと。

このままじゃ、日本の農家はゼロになる。

***

DSC0001830
稲刈りの後、伺った中村さんのお宅には、ご馳走がずらり。

私たち参加者はもちろん、県の担当の方も、びっくり。

すべて中村さんの気持ちだとのことでした。

前日から作られたずんだ餅や、漬物、具だくさんの味噌汁、おにぎり。

中村さんご夫妻と、そのお仲間の、もてなしの心がひしひし伝わってきました。

中村さんのお宅は、見た事もないような立派な梁の大きなお宅です。

ひろ~い玄関は、塵ひとつなく掃き清められていて、

客間には、小学生や外国人など、様々な訪問者との写真や礼状、

大きな大きな神棚、そして中村さんのご先祖の位牌が数多く祀られていました。

そんな中村さんのお宅にいると、有機農業など新たな挑戦を始めることや、

代々その土地を活かしてきた農家を引き継ぐことの、

私には想像もつかない、責任の重み、小さな時間の丁寧な積み重ね、

中村さんの実直な人柄を通じて、感じずにはいられませんでした。

それから、有機農産物って、生産者と消費者のきずなそのもの。

今は全国で1000戸に1戸と言われる有機農業、

そう思うと、貴重なきずなを体験をした、貴重な1日でした。

| Comments (0) | TrackBack (0)

October 06, 2005

怪しい興味

まさか、あのゴミ当番から、こんな興味がわくとは・・・。

***

私の町内では、ゴミ収集場所の掃除当番を

1週間ごとに巡回で受け持つことになっています。

生ゴミの日には、カラスが1袋分くらいは荒らすので

それを掃除したり、出し間違いを持ち帰ったりする、

誰もが嫌う、その当番が、先月まわってきました。

町内の世帯数が少なくはないので、1年に1回まわるかどうか

なのですが、やっぱり悪臭がする気候の頃は嫌なもの。

私のその日も、結構暑い日で、カラスのおバカが荒らすもんだから

やれ残飯だの、それはそれはひどいことになっていて

眉間に深いシワを作って掃除しながら、ふと、思ったのでした。

「こんな掃除がなくなるように、ならないものか?!」と。

「生ゴミさえなきゃ、カラスは来ない。絶対荒れない。」と。

***

たったふたりの家庭ですが、生ゴミって毎日結構でるもの。

「これって、ほんとに、燃やしてしまうほど価値のないもの?!」

今流行りの、じゃないけれど、「もったいないなぁ」と

生ゴミをなんとか活かせないかと、思ってしまったのでした。

そして、嫌気発酵と好気発酵をさせれば、

生ゴミは堆肥になり、良質の土が手に入ることを知り

今、夫の冷たい視線を浴びながら、(^^;

ペットボトルで小さな実験をしています。

今日、その中で、目に見えた変化がありました。

また、報告は後日。・・・って読むヒトいるのかなぁ。(^^;

| Comments (5) | TrackBack (0)

October 05, 2005

ガトーショコラ

ガトーショコラ、焼けました♪

051005_03030

友人宅にお招き頂いたので、手土産にと、

久しぶりにお菓子を手作りしました。

溶かしバターにチョコと卵黄を混ぜ、メレンゲを練りこんで焼いたもの。

お菓子づくりの醍醐味は、セオリーに縛られる苦しいプロセス(笑)と

焼き上がりまで、まったく出来が見えないこと。

オーブンから立ちのぼる、甘~い香りを感じたら

それまでの時間は、すべてヨロコビに変わってしまうから不思議です。

日差しもやわらいで、薄手のセーターにコーヒーが似合う季節になりました。

| Comments (0) | TrackBack (0)

« September 2005 | Main | November 2005 »