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April 15, 2006

ふきのとう観察・その後

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でかっ!!たばこの箱が小さく見えます・・・(^^;
福島県北塩原村と山形県米沢市を結ぶ
「西吾妻スカイバレー」で除雪作業に携わった知人から頂いた
標高1200m付近の大きな大きなふきのとうです。
ちなみに、左のほっそりしたのが雌、右の腰の張ったのが雄です。

ふきのとうについてちょっとだけ観察してみました。
( 2006・3・10「マイふきのとう・2006」 )

ふきのとうには雄と雌があると書きました、それを雌雄異株と呼びます。
チューリップの花のように、1つの花の中におしべとめしべを持っていれば
自家受粉ができますが、ふきのとうにはそれができません。

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こちら、4/6のトータロー(雄)。
とても小さな星型の花が咲いています。
この花にはおしべ(=花粉)はあれど、めしべは機能しません。
これを不稔花と呼ぶそうです。

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こちら、4/6のトーコ(雌)。
糸状のものが、めしべしかない「雌花」です。
中心にトータローの花に似た、星型の花があるといわれ、
これは、「装飾花」といって虫を誘うためのもので
おしべ(=花粉)機能のない不稔花です。

トータローの花粉は、風や虫によってトーコに運ばれ、
できた種は、トーコからタンポポのように綿毛になって飛ばされます。
よって、花粉を飛ばすためのトータローは、役目を終えるとすぐに枯れ
綿毛を飛ばす役目を担うトーコの方が、枯れるまでが長いと言われています。

トータローもトーコも、地下茎(ランナー)でそれぞれが増えていきます。
竹やスギナ、イチゴ、ハーブのミントなどと同じ増え方ですね。

はじめにお見せした、あの大きなふきのとう、
蕾を包んでいる苞(葉)は40枚近くあり、花は80個もありました。
香りがとても強いのに、苦味はわずかしかなく、
さすが!と思わせる美味しさでした。
天ぷらのほか、みそ汁の薬味に刻んでいただきました♪

ツキノワグマやカモシカ、ニホンザルたちは、
赤坂の料亭のような、こんな一級品のふきのとうを、
春が来るたび食べているのかもしれません。

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