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February 26, 2007

スノーシュー@猫魔平

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すっきり晴れて、マイナス10℃まで冷え込んだ、ひとりの週末。
猫魔スキー場のリフトを利用して、
もくもく自然塾のスノーシューツアーに参加してきました♪

スキー場の一番東にあるリフトに1本乗ると、

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青いままの桧原湖が見えてきます。全面結氷しなかったのですね。
こんな冬ははじめてだそうです。

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小野川湖はかろうじて結氷かな。奥には、西吾妻山が見えます。

さらに、リフト終点から10分ほど登ると・・・

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猫魔ケ岳の稜線から、東側。磐梯山の横顔。
(クリックで拡大できます)

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猪苗代湖も見えます。ここは「おもて磐梯」と「うら磐梯」の境目なのです。
いい天気で良かった!(クリックで拡大できます)

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ブナ林のシルエットは、不規則なボーダーラインがきれい。
アルファ波が出てるのかな?目にも気持ちいいです♪

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このあたり一帯は、磐梯山の噴火の影響を受けておらず
こ~んなごっつい巨樹が、結構な数、残されています。

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見事なシイシナノキの巨樹と、ちいさなクロミニ。
ツリークライミングって、真冬にやるべきじゃない??
今度は新雪の時期に来て、登りたいな~♪

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はじめて見つけた、手のひらに4つおさまるほどの小さな足跡。
木の根元で消えていたら、「リス」だそうです。

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ヤドリギの赤い実は、夕張メロン味。とは、ガイドさんの弁。ほんと?

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プラスティック製のコンパクトなソリは、滑る!滑る!
雪はかなり硬くなっていたので、ソリには最高でした♪

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GPSに、5.7キロを4時間かけて歩いた軌跡を残しました。
このコースの良さは、まだ人があまりいないこと。
そして巨樹がたくさんあり、ひらけている雰囲気がとても美しいのです。

ツアーには私以外に3人の参加者。
みなさん単独で、東京や新潟からいらっしゃっていました。

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帰りに、猪苗代湖沿いにあるTARO・CAFEに寄りました。
コーヒー600円~と、このあたりではちょっと高めですが
金属製のポットにたっぷり入って出てきます。美味しかった♪
小説を読んでまったりと過ごすには、居心地の良いお店です。

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カフェからは、猪苗代湖をはさんで、布引山の「要塞」が見えます。
国内最大の風力発電、33基の風車の群れ。(クリックで拡大できます)
今はまだ入ることができないようですが、じき観光地となるようです。
電源開発株式会社・記事

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自宅のふきのとうが、すでに顔を出していました。
昨年より1週間早い、春のお知らせです。

休みが明けても、猫魔平の巨樹たちがまぶたに焼きついています。
何度も思い出したくなる週末は、平日頑張るパワーなのです。

・・・耶麻郡北塩原村

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February 22, 2007

スズメ風呂

風邪ひいて、少し弱っていましたが、復活しました♪

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寝込んだ日に、ひとが作ってくれる料理って、ほんと美味しい!
ダンナさんがダッチオーブンでシチューをこしらえてくれました。感謝!

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新作、落花生でリースを作ったら、来てる、来てる!シジュウカラ夫婦。

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「早く早く~、順番変わってよぉー!」お気に召したよう。

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スズメ君も落花生、好きみたいです。最近は常連です。

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スズメ風呂。(^^;
ヒマワリも食べるのですね、くわえて割っているみたいです。

***

花見の頃のような陽気が続いていますが、
先週は終日雪に見舞われた日もあり、翌朝は大渋滞でした。
ダンナさんは、30分の通勤路を2時間半かかっていました・・・。
私はあえて1時間遅らせて出たのですが、それでもいつもの倍かかりました。

そんな久しぶりの雪もあっという間に溶け、
遠くの安達太良も日に日に黒くなってきているような気がして
なんとなく落ち着かない2月です。

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February 14, 2007

シジュウカラの♂♀

庭にやってくる鳥たちを、個体識別できたら面白いだろうなぁ・・・。
と思いながら、観察していたら・・・

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左のネクタイの太いのがオスで、右の細いのがメスのようです。
図鑑で読んで、知識はありましたが、こんなにハッキリ違うとは!

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後頭部の白い部分も、オスメスで違うような気がしてきました・・・。ホントか?!
左がネクタイの太いオス、右が細いメスの写真です。

オスはいつもさえずりながらやってきます。
ヒマワリを中心に食べています。

メスは、さえずっている時はない気がします。
そして、いつもバードケーキを食べているようなのです。


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自分の身体ほどの、ケーキ・・・・・・・・・・・・・ぱく。おいしい?

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February 13, 2007

スノーシュー&カメラテスト

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みなさん、こんにちはー。おら、裏磐梯のトンビだべさ。
クロミニさん夫婦が、また裏磐梯さ、遊びに来たんだよー。

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ここは、曽原湖の近くにある、曲り沢沼だっぺ。
季節を問わず、カメラマンに人気の、それはそれは美しい場所なんだー。


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曲り沢沼の南面に、クロミニさんたちのおうち。
・・・って言いたいとこだけど、これは誰かさんのおうち。

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クロミニさん、おそるおそる沼の上を歩いてたっけー。
そんなにストックで突かなくたって大丈夫だぁ~。

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流れ込みの薄氷は、危ねぇべ。
ほらほら、ダンナさん、思いっきりハマっちゃって!
スノーシューって、一度深みに入るとなかなか抜けないのが怖い!
クロミニさんも手伝って、必死の救出劇だっぺ(笑)。

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曽原湖のカラマツ林は、いつ見ても絵になるよなぁ~。

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夏には釣りのボートで人気の曽原湖も、今は誰もいねぇべ。

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曽原湖沿いのクロミニさんのおうち。
・・・ではなくって、この物件はもう10年近く売れないんだとー。
ぶっとい丸太をたくさん使ってるのに、もったいねぇなぁ。

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桧原湖は全面結氷したみてぇだな。全面結氷に見えるけんど
実際は、淵や湖岸しか結氷しちゃいないのに、
ワカサギ釣り客を乗せたスノーモービルが、忙しく行き交ってるべ。
クリックで、パノラマ写真の拡大が見れるってよぉ。

今回は、どうも新しいカメラのテストみてぇだな。
今までのカメラは、氷点下で使うと、数分で電池切れ起こしてたからな。
↓今度のは、こんなのみてぇだ。
CANON POWER SHOT G7

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クロミニさんちは、こんなもんだべな(笑)。

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今回の外メシは、○ちゃんの即席ワンタンとチキンラーメンをミックスして
準備してきた、刻みネギとショウガを入れたんだとー。
うまそうだなや。あったまるべ。

・・・耶麻郡北塩原村

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February 08, 2007

凍(とう)/沢木耕太郎

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友人から勧められていた一冊。
クライマーである山野井泰史・妙子夫妻の、
ヒマラヤの高峰からの、壮絶な生還を描いたノンフィクションです。

両手の指を失っても、楽しい「遊び」。
生きるか死ぬかを彷徨いながらも、やめられない「遊び」。
そんな遊びのフトコロを想像できない私は、
新聞記事を読むように、ただ事実を読み続けるのみでしたが
妙子が何も口にできないシーンの連続には、思わず気分が悪く・・・。

生命力も、愛情もハンパじゃないです、妙子さん。
こんなスーパーマンみたいな女性、いるんですね・・・。
「現場」も「行程」も「ひと」も、あまりに自分の現実とかけ離れ、
拉致被害者帰国の年、私は何やってただろう、
あの年、同じ地球上で、凍るような数日を過ごした日本人夫婦がいたんだ・・・
なんて、振り返ることで、均衡をとろうとしてしまいました。

文脈はとても読みやすく、あまり本を読まない私でも
あっという間に引き込まれ、読み終わってしまったほどです。
壁での状況描写、もっと理解できたなら、もっと楽しめたのかな。

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雲の上の生きざまから、わずかに私が学べることと言えば・・・

挑戦することは大事!・・・たとえ、ちいさなことだって。

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February 05, 2007

立春、嵐。

吹雪が、終日吹き荒れた週末。

近所の田んぼに来ている白鳥たちは、どうしてるんだろう?

温泉に入りがてら、見に行ってみました。

山沿いに近づくにつれ、風はその強さを脅威に変え、

視界はきくものの、車さえも飛ばされそうなほどです。

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いた、いた!みんなで風上に集まって、じっと耐えています。

車中からカメラを構えても、風に揺れる車の振動で手振れを起こして、

停車状態というのに、うまく撮影できません。

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双眼鏡をのぞくと、白い羽は波立った田んぼの飛沫で泥だらけです。

意を決して、車の外に出ようとすると、まずドアが風で開きません。

やっとの思いで降り立てば、体感したことのない、ものすごい風力。

立っているのがやっと、向かい風をまともに受けると、息もできません。

おそらく風速20m以上はあったと思われます。

今日一日、彼らはこうして耐えていたのでしょうか。

今夜、陽が沈んでも、いつ止むとも分からないこの風の、

ただただ、終わりが来るのを待ち続けるだけなのでしょう。

身を寄せ合っている姿は、何とも、けなげです。

こんな身近に、NHKの自然番組「プラネットアース」を見るようでした。

***

Planetearth
プラネットアース・メイキング―究極の映像への挑戦
日本放送出版協会

未知の自然の姿を捉えた、息を飲む映像美の、撮影秘話。
究極の映像たちは、命がけの冒険によって作られていました。
百科事典に夢中になった、小学生の頃の気持ちになれる一冊です。

***


マイナス60℃の氷のステージ、100メートル以上ある世界一高い木、

そんな世界は、もちろん感動的で、テレビに釘付けにされてしまいます。

しかし、庭に毎年産み付けられるカマキリの卵や

田んぼで春を待つ、当たり前に見られる白い隣人の姿も

同じように感動を持ち合わせているなぁと思うのです。

・・・郡山市逢瀬町

***

↓白鳥たちが選んだ、この田んぼの持ち主のお話はコチラ↓

2005・10・10「きずなと伝統」

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February 04, 2007

レストラン盛況(^^;

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久しぶりの寒波到来。日曜は雪の朝を迎えました。
「土曜のココの評判を聞いてきたんだけど・・・」
スズメくんは警戒気味で、柵の中までは入ってきません。

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常連さん、雪の中モーニングを食べに。
枝の股にバードケーキをはさんでおきました。


土曜は、このケーキを「配膳」したところ、5分と待たずに
シジュウカラとヒヨドリがやってきて、食べていました。
もしや、ワタシのシルエットを「ウェイトレス」と既に認識しているのかな?

Sjmas
GIFアニメを作ってみました♪


***

ふと、「アルプスの少女ハイジ」で、雪よけになったモミの木の根元に
ハイジがシカなどの動物たちのために、食べ物を置くシーンを思い出しました。
気分は、ハイジ。(^^)

***

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シジュウカラの毎日の来店に、ヒヨドリもめざとくご来店。
「うん、ケーキいけるね!」

Hybcsk
お客様、お口にいっぱい付いてますよ~。

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お仲間もご一緒に。「うめ~っ!」

Hyorsk
古くなってしまったみかんも、きれいに食べてくれます。


***


ひっきりなしに、窓の外から鳴き声が聞こえてきて、
部屋にいながらにして、コーヒー片手に観察を楽しむことができました。

彼らのルートに、ウチのレストランが組み込まれたようです。
野鳥たちは、いつかはなくなってしまう、実のなる庭木などを巡って
常に新たなエサを探しているのでしょうね。

腹ごしらえしては、生き延びるための明日の食べ物を探す。
毎日その連続で、厳しい寒さを乗り越えていると思うと
小さな命のたくましさを感じます。

・・・郡山市

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