August 17, 2007

秋田森吉・桃洞滝

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キャンプ場付近から見た森吉山。
酷暑が予想されるなか、予定していた登山は取りやめ。
この暑さで山に登ろうなんて、無理、自爆するっ!

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桃洞滝という、片道4.2キロのコースがあるというので
そっち系で♪滝系で♪

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すずしーーーっ!!極楽だぁーー♪

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森がなんだかたくましいぞ!嵐にもびくともしない風格だっ。

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禁猟区のため、チームイワナは余裕でダンス。

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山あじさいが満開でした。

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クマゲラの生息地とは言え、なかなかお目にかかれないものですね。
唯一発見した、タテに長いキツツキの痕、これはクマゲラでしょう!!

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コクワガタ発見!

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森を歩くこと1時間半、開けたせせらぎに遭遇。
この岩肌の傾斜、雪解けや紅葉は絶景に間違いないでしょうね。

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せせらぎ沿いを歩いて15分、桃洞の滝に到着!!
↓↓↓これでは伝わらないライブ感を、動画で↓↓↓


滝ツボを見ようと、悪戦苦闘するサンダル履きのサル1匹。(^^;

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昼ごはんにしよー♪カップラーメンにハーブチキン、
もってきたメロンを川で冷やそ。ワクワク。

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赤ちゃんガエル、カジカガエル。

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日当たりがいいから、水がほどよい温度。

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増水で石がぐるぐる削ったあと。たくさんありました。

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ひとしきり遊んだら、さ、お昼寝、お昼寝♪

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最終日の夜は、ダッチオーブンでデミグラス煮込みハンバーグ☆

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残ったら、朝食に。一晩おいてさらに美味しい。

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思ったよりうんと暑かった秋田の旅。

そして、携帯圏外の山奥の豊かさ、怖いほどの大自然。

・・・あぁ、あいつは何者だったんだろ・・・

背筋が凍りつくほど恐ろしい、あの生きもの・・・

あれだけの大きさまでに成長できるなんて・・・(T0T)

森吉山の緑の海は、「自然にやさしく」なんて言葉、蹴散らした。

・・・秋田県北秋田市森吉町

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August 16, 2007

秋田森吉・小又峡

何気に数えてみたら、71箇所。
秋田県奥森吉で、クロミニが虫に刺された数です。
つまりは大自然のフトコロで遊んで参りました!

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この夏のお宿は、森吉山北東の山麓にある「親子ふれあいキャンプ場」です。
60区画の開けたキャンプサイトに、3泊しました。
山奥だからでしょうか、混み具合は、ウチのほかに3組程度、ガラガラです。

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ウチのキャンプスタイルは、LDK用メッシュタープと小さな寝室テント。

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管理棟の水場のきれいなこと!!ピッカピカの深くて広いシンク☆

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こちらトイレ前室の洗面台。信ジラレナ~イ、ホテルみたい。

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ちょっとシツレイ。トイレも広くて、ちょっとしたBARのよう。

宿泊料、無料です!!
こんなキャンプ場ははじめてです。いいね、森吉!!

71箇所の献血が宿泊料だったのかも??

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車ですぐのところに、環境省「森吉山野生鳥獣センター」があります。
国内キツツキ類で一番大きい鳥、クマゲラの生息地として有名です。


この付近には、真夏の雪が舞っていました。

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この木の花?が雪の発信源のようです。

追記(07・08・30):これはポプラの花だそうです。
北海道をはじめ、北国の方にはよく知られているそうな。
ポプラ並木は、綿毛のじゅうたんと化し、所によっては煙たい存在のようです。

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車で更に20分ほどで、「太平湖」に到着。
ここでは遊覧船で「小又峡」に渡り、滝めぐりを楽しむことができます。

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途中高低差のある歩道があるので、高所恐怖症のダンナさんを置いて
ひとりで歩いてきました。(^^;

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なんだか無人島のような野性味あふれる観光地です・・・
夜に来たら耐えられないこと間違いなし。


小又峡版、ナイアガラの滝だそうな。

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左端にいるおじさんで高さが分かるでしょうか?
細い細い渓谷、歩道のすぐ脇が7~8mほど落ち込んでいます。

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45分ほど歩いた終点が「三階の滝」。落差30~40m?
突然あらわれる大きなご褒美。

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カワガラスに遭遇!ダイビングして小魚をキャッチします。

※小又峡遊覧船は毎時行き00分発、帰り30分発、大人1050円。
 駐車場のあるグリーンハウスから乗船場までは高低差50m、
 帰りの登りはちょっとした拷問でした。(^^;
※親子ふれあいキャンプ場に宿泊するには、
 途中の青少年野外活動センター(日中常在)で申請をします。
 コインシャワーがありますが故障で使用のめどは立っていません。
 車で20分の国民宿舎森吉山荘で日帰り入浴ができます。

***

夜のキャンプ場は、天の川もはっきり分かるほどの満天の星。

ペルセウス流星群は、毎年お盆キャンプの楽しみのひとつです。

星座版を片手に寝転び、夏の星座を10個は言えるようになりました。

昼間は汗が滝のように流れる暑さだったのに

眠る頃にはフリースを着て、夜風がそよそよ気持ちのよい夜でした。

・・・秋田県北秋田市森吉町

つづく。・・・かゆい。

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August 20, 2006

秋田駒ケ岳*花名山♪

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花名山で有名な、念願の秋田駒ケ岳に登ってきました。
見下ろすは、八合目小屋。

羽後交通のバスで八合目までマイカー規制しています。
(駒ケ岳登山口より30分・片道600円)

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夏山の看板娘、ヤマハハコ。

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線香花火のような、モミジカラマツ。

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男女岳を背に。オオカサモチやシラネニンジンなど花の谷。

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オニシモツケ。

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サザンの「花咲く旅路」のような山道。

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ツリガネニンジンの青がきれいで。

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ミヤマリンドウは、野に咲く星くず。

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トウゲブキ=峠蕗。

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阿弥陀池に向かう木道。花畑が一面広がって。

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天国って、きっとこんなん。ひとりだったら、ダイブしたい・・・。

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阿弥陀池のまわりにはたくさんのベンチ。DE、OBENTOU。

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花畑から男女岳を望む。

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横岳に向かう道から、阿弥陀池小屋と雪渓。
このあたりで、高所恐怖症のダンナさんはギブアップし
ひとり歩きを楽しみました。

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横岳を過ぎて、ムーミン谷と呼ばれるエリア。
見渡す限り誰もおらず、独り占め!

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大焼砂の斜面。茶色く見える場所には・・・

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高山植物の女王、コマクサさまのお城。

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小指の爪ほどの小さな小さな女王さまに面会したのでした。

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久しぶりの登山でしたが、昨年の磐梯山や岩手山に比べると
とても歩きやすい山だなぁと感じました。
花名山の名のとおり、花もミツバチもいっぱいの山で
真夏でも樹林帯がほとんどないので、見晴らしが良く
尾根伝いに歩くのが、秋田駒の魅力だと思います。
小屋泊縦走、私でもできるかも、と思わせる山でした。

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下山後は、バス発着場にある「アルパこまくさ」でひとっ風呂。
私が「温泉」カテゴリーで第1位にしていた「駒草荘」が
今年、情報センターを備えた温泉施設に生まれ変わりました。
露天風呂の入り心地は、変わらずナンバー1です♪
5/1~10/31・・・8AM~8PM
11/1~4/30・・・9AM~7PM
月曜休館・500円


・・・秋田県仙北市田沢湖

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May 11, 2005

仁賀保高原の風車

秋田県の仁賀保高原は、鳥海山の北面に位置します。日本海沿岸の象潟から東を見ると、壁のような丘の上に、風車がたくさん並んで見える場所がそれにあたります。

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この風車の大きさ、自動車と比べてみると・・・でかっ!!近づくにつれ、迫力が増してきます。

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高さ60m、羽の長さは30mもある15基の風車は、ドイツのベスタス社製で、総工費50億円をかけて作られたそうです。こんな大きいもの建てちゃうなんて、人間もスゴッ!風力発電のしくみなどを展示した「ひばり荘」が隣接していて、展望台からは鳥海山とセットでこんな風景が見られます。「スゴーイ!」を連発してしまう、オススメの場所です。

DSC0006620ひばり荘からキャンプ場への帰り道、水をたたえた棚田に夕日が射して、鏡のように光っていました。日本の四季には、田んぼは欠かせない存在だと思わされる風景にたくさん出会ったことも、鳥海山と同じくらいに印象的でした。
トラクターや軽トラを運転するヒト、田植えを手伝うヒトたちは、2世代ほども人生の先輩であろうかと思われる「オド(=お父さん・おじさん)」や「アバ(=お母さん・おばさん)」です。農家のオドとアバに感謝!そして私がアバになっても、またそのもっと先も、この美しい田んぼがずっとありますように・・・。

・・・秋田県由利郡仁賀保町

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May 09, 2005

鳥海山のフトコロ

まずは、鳥海山のフトコロで出会った花たちデス。こんなのを見ながら育った方、うらやましい。でも、そうじゃない環境で育ったからこその、感動もアリ!

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左→「ばっけ」は「ふきのとう」のこと。ばっけ・ばっけ・ばっけ!どこもかしこもばっけだらけ~!(秋田県象潟町中島台)
右→森の中の沢に沿って、延々と続く水芭蕉の川。終点はいったいどこ?!見えない所までずっと続いていた。(山形県遊佐町ぐみの木谷地)

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紫と白のキクザキイチゲ。(秋田県象潟町中島台)

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左→中島台では残雪の中を歩いた。ヒトとすれ違ったのは数えるほどだけ。まわりは見事なブナの森=クマんち。です・・・。クマんちは、いつ来てもきれいだなぁ。
右→幹周り7メートル以上、日本一の奇形ブナ「あがりこ大王」。江戸時代から炭づくりの為に、伐採を繰り返された結果、こんな顔に。ロード・オブ・ザ・リングの世界デス。

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左→鳥海マリモ。川底に張り付いた、世界的に希少なコケ類だそう。
右→山からの冷たい水温を、灌漑用に少しずつ上げるため、作られている「温水路」。

まだまだ深い、フトコロはつづきます・・・

追記:あがりこ大王と鳥海マリモに会いに行きたい方は、象潟の道の駅「ねむの丘」で、中島台の散策マップ(無料)をお持ちになって下さい。木道が整備されていますが、GWは残雪で木道が見えない箇所がたくさんありました。

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