八方台から、猫魔岳~雄国沼をめざして歩いてきました♪

鉄塔とガードレール以外は、一面みどりの濃淡、表磐梯です。

いま登山道はシモツケの花びらでいっぱいです。
いろいろな小さな花やガクが風に乗って空中を舞っていて、
小雨が木々の葉に当たるような音がしていました。
特徴的な鳴き声の鳥がいましたが、名前分からず。(T0T)
お分かりになる方、教えて下さい。
【追記07・07・16】日本野鳥の会郡山支部の方に
伺ったところ、「クロジ」だとのことでした。
フィールドガイドこおりやまの野鳥・クロジ

八方台から1時間、稜線に出ると横顔の磐梯山。

2月にスノーシューで見たのと、すっかり衣替えしちゃいましたね。
(クリックで拡大できます)

ユキザサがたくさん迎えてくれました。

擬態バージョン?シャクトリムシ。

腐生植物のため、葉緑素を持たないギンリョウソウ。

ハスの葉いちご。

「ホウチャクソウ」か、「アマドコロ」か、「ヒメイズイ」か?!
見分けにくいので有名な花のようです。クロミニはまだ分かりません。

ウラジロヨウラク。

猫魔山頂を過ぎて、猫石までたどり着きました。
黄色く染まった雄国沼と、右後方に雲上の飯豊山。
(クリックで拡大できます)

ここから雄国沼まで行く体力は、もうなく・・・体力落ちたかなぁ??
とにかく脚が重い!!
時間的には余裕があったのですが・・・。

パノラマ写真で我慢することに(クリックで拡大できます)。
左端は猪苗代湖です。
お昼を食べて、下山。
下山途中に面白いものを見つけました。

※虫の嫌いな方のために縮小しています(クリックで拡大できます)。
なんじゃこりゃ~?!変な虫!!
帰宅後調べてみたら、「ヒゲナガ オトシブミ」というそうです。
この虫、産んだ卵を葉っぱでくるくる巻いて切り取って落とすそうで、
それは、「オトシブミのゆりかご」と呼ばれています。
江戸時代に他人に知られまいと落として渡す
「落とし文」が名前の由来だそうな。・・・風流!!
オトシブミを、素敵な観察眼と文章力を持って、
紹介されている方を発見♪
↓↓↓
http://www.mokichi.net/insect/himekurootoshibumi.html
森の中の手紙・・・なんて詩的なんでしょう☆
今度は巻いた葉っぱを見つけたいものです。

下山途中の小さな池でも、こんなもの、見つけました!
モリアオガエルの卵塊です。

8畳くらいの池のあちらこちらに、たくさん付いていました。
池の中には、サンショウウオの卵も無数にありました。

テレビでしか見ることのなかった、モリアオガエルのたまご。
ソフトボールよりひとまわり大きい、トロロ芋。
初めて実物をみることができてウレシイです♪♪
やっぱりワタシは、山に登ることそのものや、山頂を制覇することよりも
森の生きものを見つけたり、生態を想像することが好きなようです。
・・・耶麻郡北塩原村
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