March 05, 2007

スノーシュー@小野川不動滝西2007

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暖かい日が続き、小野川湖の氷も薄くなってきていますが
ワカサギ釣りは大人気のようで、たくさんのテントで賑わっています。

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あまりの陽気に、風よけのテントもなしで、釣りされていますね。
しかも、ベビーカーの日よけのような、こんなタイプがあるのですね。
フリルがなんだか可愛い・・・(^^;

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小さな肘掛け台と、電動リール、これが定番かな?
おしりの下は、発砲スチロールの板みたいなもののようです。

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昨年カモシカに遭遇した、小野川不動滝の西側のコースに行ってみました。
どんどん雪解けが進んで、日当たりの良い場所は土が見えています。

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ふきのとうもいくつか見つけました。もう咲いています!(驚)

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雪解け水がどんどん流れ込んでいます。

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この水を汲んで、翌日ダンナさんの水筒に入れるコーヒーを作りました♪

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オニグルミの新芽、毎年見かける可愛いやつ。

この日はなぜだか、生きものの気配が感じられず・・・
さて、何して遊びましょう。

そうだ、スコップを買ったのでした。

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とりあえず、テーブル作りのために、掘って、掘って・・・

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すっぽり入っちゃうので、寝てみました。・・・なぜか笑顔。

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掘っても掘っても、なかなか見えない「土」。
積雪約80センチの下にようやく見えました!!・・・で、なんでか座る。足湯か?!

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座って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハンドル握る。コックピット状態。

あ、カヌーか飛行機みたいに、雪でまわりを作ればよかったね!
ふわふわの新雪ではなく、春の硬い雪だからできる、ふたり雪まつり・・・

って、こんなことで遊んでいられる、平和なおバカ夫婦。(^^;;;

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このぶんだと、ゴールデンウィークには、雪はまったく無くなるかもしれません。

昨年の記事はコチラ → 2006・3・27 小野川不動滝西

・・・耶麻郡北塩原村

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February 26, 2007

スノーシュー@猫魔平

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すっきり晴れて、マイナス10℃まで冷え込んだ、ひとりの週末。
猫魔スキー場のリフトを利用して、
もくもく自然塾のスノーシューツアーに参加してきました♪

スキー場の一番東にあるリフトに1本乗ると、

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青いままの桧原湖が見えてきます。全面結氷しなかったのですね。
こんな冬ははじめてだそうです。

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小野川湖はかろうじて結氷かな。奥には、西吾妻山が見えます。

さらに、リフト終点から10分ほど登ると・・・

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猫魔ケ岳の稜線から、東側。磐梯山の横顔。
(クリックで拡大できます)

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猪苗代湖も見えます。ここは「おもて磐梯」と「うら磐梯」の境目なのです。
いい天気で良かった!(クリックで拡大できます)

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ブナ林のシルエットは、不規則なボーダーラインがきれい。
アルファ波が出てるのかな?目にも気持ちいいです♪

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このあたり一帯は、磐梯山の噴火の影響を受けておらず
こ~んなごっつい巨樹が、結構な数、残されています。

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見事なシイシナノキの巨樹と、ちいさなクロミニ。
ツリークライミングって、真冬にやるべきじゃない??
今度は新雪の時期に来て、登りたいな~♪

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はじめて見つけた、手のひらに4つおさまるほどの小さな足跡。
木の根元で消えていたら、「リス」だそうです。

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ヤドリギの赤い実は、夕張メロン味。とは、ガイドさんの弁。ほんと?

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プラスティック製のコンパクトなソリは、滑る!滑る!
雪はかなり硬くなっていたので、ソリには最高でした♪

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GPSに、5.7キロを4時間かけて歩いた軌跡を残しました。
このコースの良さは、まだ人があまりいないこと。
そして巨樹がたくさんあり、ひらけている雰囲気がとても美しいのです。

ツアーには私以外に3人の参加者。
みなさん単独で、東京や新潟からいらっしゃっていました。

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帰りに、猪苗代湖沿いにあるTARO・CAFEに寄りました。
コーヒー600円~と、このあたりではちょっと高めですが
金属製のポットにたっぷり入って出てきます。美味しかった♪
小説を読んでまったりと過ごすには、居心地の良いお店です。

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カフェからは、猪苗代湖をはさんで、布引山の「要塞」が見えます。
国内最大の風力発電、33基の風車の群れ。(クリックで拡大できます)
今はまだ入ることができないようですが、じき観光地となるようです。
電源開発株式会社・記事

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自宅のふきのとうが、すでに顔を出していました。
昨年より1週間早い、春のお知らせです。

休みが明けても、猫魔平の巨樹たちがまぶたに焼きついています。
何度も思い出したくなる週末は、平日頑張るパワーなのです。

・・・耶麻郡北塩原村

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February 13, 2007

スノーシュー&カメラテスト

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みなさん、こんにちはー。おら、裏磐梯のトンビだべさ。
クロミニさん夫婦が、また裏磐梯さ、遊びに来たんだよー。

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ここは、曽原湖の近くにある、曲り沢沼だっぺ。
季節を問わず、カメラマンに人気の、それはそれは美しい場所なんだー。


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曲り沢沼の南面に、クロミニさんたちのおうち。
・・・って言いたいとこだけど、これは誰かさんのおうち。

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クロミニさん、おそるおそる沼の上を歩いてたっけー。
そんなにストックで突かなくたって大丈夫だぁ~。

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流れ込みの薄氷は、危ねぇべ。
ほらほら、ダンナさん、思いっきりハマっちゃって!
スノーシューって、一度深みに入るとなかなか抜けないのが怖い!
クロミニさんも手伝って、必死の救出劇だっぺ(笑)。

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曽原湖のカラマツ林は、いつ見ても絵になるよなぁ~。

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夏には釣りのボートで人気の曽原湖も、今は誰もいねぇべ。

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曽原湖沿いのクロミニさんのおうち。
・・・ではなくって、この物件はもう10年近く売れないんだとー。
ぶっとい丸太をたくさん使ってるのに、もったいねぇなぁ。

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桧原湖は全面結氷したみてぇだな。全面結氷に見えるけんど
実際は、淵や湖岸しか結氷しちゃいないのに、
ワカサギ釣り客を乗せたスノーモービルが、忙しく行き交ってるべ。
クリックで、パノラマ写真の拡大が見れるってよぉ。

今回は、どうも新しいカメラのテストみてぇだな。
今までのカメラは、氷点下で使うと、数分で電池切れ起こしてたからな。
↓今度のは、こんなのみてぇだ。
CANON POWER SHOT G7

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クロミニさんちは、こんなもんだべな(笑)。

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今回の外メシは、○ちゃんの即席ワンタンとチキンラーメンをミックスして
準備してきた、刻みネギとショウガを入れたんだとー。
うまそうだなや。あったまるべ。

・・・耶麻郡北塩原村

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January 28, 2007

スノーシュー@裏磐梯・休暇村

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「休暇村 裏磐梯」内にある、クロカンスキーコース周辺は
スノーシューにも最適の、アップダウンの少ない雪原が広がっています。

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陽気のせいか、動物たちが食べ物を探して歩きまわった跡がいっぱい。
写真、右から左へ横切っているのがウサギ、
手前から奥へ一直線に伸びているのがキツネの足跡です。
真っ白なウサギが遠くに走っていくのが見えました。
(クリックで拡大できます)

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今年は見られるヤマユリのたね。
例年ならユリなどは、たっぷり積もった雪の下なのですが。

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ヤドリギの実も春のような色づき。
このヤドリギの実は粘性をおびていて、野鳥たちが糞として排泄すると
飛び回る樹木の枝にくっつくことによって、寄生して育つそうです。

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夏休みにはたくさんのテントで賑わう、休暇村のキャンプ場。
キツネくんのひとり占めお散歩コースのようです。
(クリックで拡大できます)

このコース、五色沼や中瀬沼よりヒトが少なく、オススメです。
キャンプ場付近には、東屋があって、小休止もできます。
トイレや駐車場は、休暇村ホテルを使用できますし、
日帰り入浴も500円で楽しむことができます。
スノーシューのレンタルも2時間820円でしています。

休暇村 裏磐梯

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ここからは、裏磐梯の観光以外のご紹介♪
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セブンイレブンなどの赤い看板も、色を景観に合わせるルールがある村です。

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剣が峰にある総合案内所。ペンションやお店の情報はこちらで。

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裏磐梯で唯一の診療所。

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裏磐梯中学校。30人強の生徒数でこの校舎はうらやましい!
窓の正面は磐梯山が、ドーンです。

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おとなり、生徒数60人前後の裏磐梯小学校も、ログハウス風。
足跡はウサギ。こんな母校、ステキです。

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暖冬でも除雪の高さは、標識の首までつかりますが
主要道路はバッチリ除雪されています。
人口3644人(H12)の北塩原村、遊びにきてください。(^^)/

裏磐梯ファンのクロミニでした。

・・・耶麻郡北塩原村

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January 21, 2007

スノーシュー@蔵王

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福島の山々(吾妻小富士・一切経山・家形山)も、美しき白なれど・・・

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今日はこ~んな感じの山並へ・・・

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目指すは山形、蔵王!でゴザイマス。

蔵王温泉スキー場にあるロープウェイに乗り継げば
お手軽に名物、樹氷群がみられるとのこと、以前から行きたかったのでした。

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蔵王山麓駅から標高1331mの樹氷高原駅へ。
華奢な落葉樹たちが、雪の重みで柳のようにしなっています。

ちなみにこの1つめのロープウェイは、順番待ちで30分待ちました。
さすがは蔵王、お客さんいっぱいです。(福島とは違う・・・(^^;)

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樹氷高原駅から標高1661mの地蔵山頂駅へ。
モンスター系の樹形に変わってきました。

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積雪2mの山頂駅には、樹氷を窓越しに見られるレストランがあり、
多くのお客さんで賑わっていました。
外国人のお客さんもちらほらいましたね。

屋上は展望台になっています。
ライトがたくさんついているのが分かるでしょうか?
17:00~21:00までライトアップしているので、夜の樹氷も楽しめます。

さ、腹ごしらえを済ませたら・・・

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ひゃっほう~!蔵王モンスターよ、会いたかったぜぃ~!
(クリックで拡大できます)

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地蔵山(1736m)まではとりあえず行かないとね。
踏み跡は硬いですが、踏み跡ないところはいきなり沈みます!

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快晴!無風!蔵王山頂付近で、こんな天候は珍しいそうです。
(クリックで拡大できます)

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汗かきかき、地蔵山山頂ゲット☆
雑誌などには、山頂駅から10分と掲載されています。
ワタシはあいかわらず休み休み、倍くらいかかりました。

気温マイナス8℃。微風。
強風だったら、指先など間違いなく感覚がないでしょう。
新しい冬用ブーツ&ウールの分厚い靴下で、ばっちりでした♪
この2つで、寒さがこんなにも違うものかと驚きました。

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いや~、誰もいませんぜ!スノーシューやってる人なんていないし!
いいね、蔵王最高!!

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モンスターを見下ろしちゃったぃ!
この山頂、やたら広くてフラットなんで・・・

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嬉しくて雪原暴走!!走らずにはいられない~!
(クリックで拡大できます)

元祖「嬉しくて雪原暴走」はコチラ(笑) →ABIRI家の秘密基地

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蔵王は、モンスター生息の規模が違いますね。
昨年、福島でもモンスターを見に行ったのですが、
この暖冬で、しっかりモンスターができているのには、びっくりです。
(クリックで拡大できます)

昨年のモンスター探訪 → 2006・3・6「スノーシュー@西大巓」

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モンスターに乾杯!・・・コーヒーだけど。

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午後になっても、天気崩れず、嬉しい!飛び跳ねてみたりして。
(大自然は人をハダカにしますね・・・人格丸出し(^^;)

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横顔のきれいめモンスター君。

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らぶらぶモンスターカップル。

時間の都合もあり、山頂駅~地蔵山山頂往復で今回は終了。
山頂からは蔵王の最高峰、熊野岳(1842m)までもとても歩きやすそうでした。
別の季節も含め、また行ってみたい奥のまだまだ深い山です。

蔵王温泉スキー場・蔵王の樹氷の情報はコチラ → 蔵王ロープウェイ

・・・山形県山形市蔵王温泉

※途中、毎日新聞社(仙台支局)の記者の方に、
 「樹氷だけでは絵にならなくて困ってて・・・撮影してよろしいですか?」
 と、言われ、歩いている人という雰囲気の被写体に。明日の朝には・・・???(^^;

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January 15, 2007

スノーシュー@裏磐梯・野鳥の森

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裏磐梯もようやく、ここらしい積雪量になってきました。
常緑樹の枝は、舞妓さんの下駄のようです。

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でもやっぱり少ないですね。昨年と比べてしまうと余計に・・・
いま剣が峰~桧原湖西で1m前後だと思います。

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厳冬期特有のサラサラの雪は、
トレッキングブーツだけで歩くと、ご覧のとおりの沈みよう。
まだ凍りきっていない小川の上を踏み、埋没しそうになりました・・・(^^;

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一面、白い雪の上を踏み固め、スノーシューを台にして、雪上キッチン準備OK!

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今回の「雪中外メシ」は、モツ煮!!ふぇぇえ~~~、うまっ!!
パウチされたレトルトを、ジェットボイル内のお湯(自宅で沸かしたもの)に入れ
氷点下8℃の中で温めること・・・・・あっちゅう間!
木製のお椀は、雪に沈めていたのに、モツ煮あつあつ!金属より冷めなくてGOOD!

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サイドメニュー(?)は、イカめし!!
こちらも同様、ジェットボイルで、ぶわっと、ぼわっと、一気にヒートアップ!
イカがやわやわ、コレはいいね、うん、雪中だとポイント高いね。

剣が峰のコンビニよ、いつも素敵な品揃えをありがとう・・・(T0T)
残ったお湯は再びテルモスに入れて、帰りに車中でコーヒーを♪

今回のスノーシューの目的のひとつは、「やまびこ」探しでした。
昨年、初めて見つけた「やまびこ」が同じ場所付近にないかなぁと思ったのでした。
2006・3・21「やまびこの正体」

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しかし、一面雪景色の中では、探すのはおろか、道迷いの危険が。
昨年のポイントをGPSに入力しておいたので、楽々「場所は」見つけました。

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昨年は大雪で凍っていた沼も、今年はまだ未結氷。
残念ながら、あの思い出の木には、近づけませんでした。
ここは、風裏で比較的暖かな場所。
虫たちも、そんな場所をちゃ~んと見つけているのですね。

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今年最初のスノーシュー、やまびこは発見できませんでしたが
帰りぎわ、夕映えがきれいに見えました。
桧原湖、まだまだ結氷にはほど遠そうな、今年の冬です。

※この時季、野鳥の森から一番近いトイレは「裏磐梯・道の駅」です。
 24時間使用することができます。

・・・耶麻郡北塩原村


↓おまけ↓

我が家の、外メシの変遷はコチラのカテゴリーで → Aアウトドア:外メシ

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December 24, 2006

雪と静寂と

クロミニだんなです。

クロミニ不在の休日、ひとり昨日雪が積もった裏磐梯・中瀬沼展望台へ。
そういえば、去年のクリスマスイブもここでした。
*本当に好きな場所ですね、自分でも呆れますが(^^;

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晴れ間の見えた、郡山の自宅から車で約1時間、
冬特有のどんより曇った会津地方へ。

猪苗代湖付近や裏磐梯に駆け上がる長い道、その名も「長坂」では、
路面にうっすらと昨日降った雪が解けて残る程度。
そこから、裏磐梯の剣が峰交差点を右折し、いつもの「れんげ沼」方面へ。
ここまでくると、路面はようやく冬らしい圧雪路に変わります。

積雪量は10cm程度のため、今日はスノーシューはあきらめました。
昨年の今頃であれば、70cm程度の積雪量があったのに。
昨年の今頃、同じ場所の記事 → 2005・12・26 雪中おでん

あらためて暖冬を感じます。

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新しいブーツの履き心地を確かめながら、
裏磐梯一の絶景ポイント・中瀬沼展望台へ向かいます。

新雪のため、一歩ずつ確実に雪を踏みしめることができ、
また以前のブーツと比べて、明らかに靴内の暖かさが違うように感じます。

Tenboudaini

前回・12月初旬の時と比べて、やはり雪の量が減っていますね。

途中すれ違ったのは、クロスカントリースキーヤーひとりと、
黒ラブラドール3頭を連れて、スノーシューをされていたカップルのみ。

相変わらず「我が庭」は、空いてますね。

Sakamichi


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ちょうど昼過ぎに展望台へ到着。
まずやることといえば、新しい武器・ジェットボイルの威力を確かめること!
*「実験君モード」に突入!
初戦の相手はこいつ「鍋焼きうどん(*クロミニ好物)」です。

Udon


気温マイナス4度、風速5m(?)の中、450mlの水が沸くのに約5分、
それから冷凍なべ焼きうどんを投入し、再沸騰して調理完了までが約25分。

う~ん、特に早いとも言えないような気がしますが、
冷凍のうどん一式を投入したため、沸騰していたお湯が一気に冷め、
さらに風除けも無い状態だったことを考えると、
テスト環境が厳しすぎたのかも。
まあ次回に再チェックですね。

とか言いながらも、美味しくいただきました。

次に、雪からの湯沸しテスト(^^)を。
付属のポットに、ぎゅうぎゅう雪を押し込みました。

Yukimanpai

同じ環境下で沸騰するまで約10分。
沸騰後のお湯の量は、シェラカップ一杯ちょっとでした。

Toketaato

*少々、不純物が混ざってましたが、とりあえず無視(^^;

Oyatsu

食後カフェオレとおやつを愉しみながら、展望台からの眺めを堪能。
一面厚い雲に覆われており、磐梯山の全景を見ることはできませんでしたが、
時々西から東へ流れ行く雲間から、幾筋もの太陽の光が差し込みます。

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右から左へ流れ行く雲と、日差しのスポットライトが、
裏磐梯随一の光景を、更に厳粛なものに変えてくれます。
目の前で、まるでオペラでも演じてくれているかのような気持ちになり、
なかなか目を離すことができませんでした。

一人、この静寂の中であれこれ考えようとしましたが、
雄大な景色の移ろいを目前にし、
結局ただ、数本のタバコに火をつけたのみです。

実は今、クロミニは約一週間の間、入院しています。
一昨日無事オペも終わり、火曜日あたりには元気に退院する予定です。
*どうかご心配なく(^^)
今日の裏磐梯行きも、クロミニへの「土産話」作り、というのがメインかもしれません。

今日も今から、病院へ「裏磐梯レポート」を提出に行ってきます(^o^)

クロミニ ブログに遊びにきてくれた皆様に、ささやかながら、
裏磐梯からの「ホワイトクリスマスのプレゼント」をご用意しました。

暖かな、楽しいクリスマスイブをどうぞお過ごしください。
↓↓↓↓↓
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December 03, 2006

天然ルミナリエ

自転車に乗っていると、切る風の冷たさで

山の向こうで雪が降っていることが、分かるようになってきました。

12月に入り、西の空には、雪雲がどっしりと構え

東の空には、太平洋側の陽気な青空がすっきりと広がる、

郡山の冬、特有の空模様が今年も見られるようになりました。

週末になったら、待ちきれずに、スノーシューを車に積み込んで・・・。

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裏磐梯の積雪量、現在40センチほどです。
冬のはじめの、白い樹形で構成された世界は、天然ルミナリエ!

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まだ動物たちでさえ、足跡をつけていない、真っ白な道に一番乗りっ!!
でも、新雪は、沈むのです。ばふばふ・・・

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しんしん・・・静かに、静かに、降り積もったあかし。

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冬のはじめ、もうそろそろ、まだか、今年は遅いね、

そんな思いがピークを迎えたころ、雪が降ると、ホッとします。

あたりまえのことが、あたりまえにあることが、ホッとしちゃうのです。


・・・耶麻郡北塩原村

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April 09, 2006

スノーシュー@浄土平

福島市の高湯温泉と土湯峠を結ぶ、磐梯吾妻スカイラインが
およそ5ヶ月ぶりに開通し、早速名物「雪の回廊」を見に行きました。

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土湯峠の料金所から入りました。
昨日の吹雪、今日の強風の影響もあって、滝見台付近までは
あたり一面、ご覧のとおりの見事な樹霜で圧巻でした。

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高山付近に進むと、3m前後の雪の回廊が現れます。
新聞では、現在の浄土平の積雪は例年の2倍、4mと伝えていました。
2月頃、一体何mだったんでしょう・・・。(^^;

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兎平に入ると、一切経山が見えてきます。
兎平駐車場は、山スキーを準備する人で賑わっていました。

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麓は晴天でも、浄土平はこの吹雪です。
軽装で吾妻小富士に登る人もちらほらいました。

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鎌沼方面へ進んでみたのですが、ホワイトアウト状態が続き、
とても楽しめそうにはないので、引き返しました。
気温は-2℃。アイゼンで登る人が多かったです。
標高1600mにしては暖かく、登り続きで汗をかきました。

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左に見えるのが天文台とビジターセンターです。
駐車場は午前中からたくさんの車で賑わい、
その半分以上が、山スキーやスノーシューを楽しむ人でした。
現在、レストハウスもビジターセンターも営業しています。

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レストハウスの「ケリー」は美味しかったです(なんでケリー??)。
手前が、「カツケリー(キャベツが乗ってる!!)」。
奥は、「薬膳ビーフケリー(なぜか古代米ふう赤いご飯)」。

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帰りは、高湯方面へ。荒涼とした火山の風貌です。

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途中、雪崩を起こした箇所もありました。

除雪はされたものの、依然として春の遠いスカイラインでした。
東北の春、まだスタッドレスタイヤは脱げません。

スノーシューを楽しむようになってから、雪解けが少し寂しくなりました。
雪は、緑の季節には入れない自然のフトコロで、ワタシを遊ばせてくれます。
白いじゅうたんに残された足跡が、普段は意識しない生きものの存在を
身近に感じさせ、また、その生命力の強さに驚かされます。
標高の高いところでなら、もう少し、春に駄々をこねることもできそうです。

浄土平ビジターセンター・ホームページ

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ウチのそばで見つけた桜の蕾です。今週末あたりが咲き始めかな?

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March 27, 2006

スノーシュー@小野川不動滝西

裏磐梯・小野川湖の近くにある、小野川不動滝は昨年出かけたので、
( 2005・3・26「スノーシュー@小野川不動滝」 )
今回は、その反対方向の「小野川探勝路」を目指して歩いてみました。

※3/26現在、不動滝入り口鳥居前の駐車場まで除雪されています。

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雪解け水がどんどん流れ込んでいて、
小さなクモや羽のある虫が目覚めて、雪の上をか細い足で歩いていました。
小冷水沢沿いに歩いていくと・・・

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こっ、この足跡はっ・・・!!!(左が進行方向です)

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今年はぜひ会いたいと思っていた、カモシカ!歩幅はこんな感じです。

そうして、少し進むと、沢沿いにミソサザイやカワガラスに遭遇。
活発に飛び回っていて、繁殖の準備を始めているかのようでした。
シジュウカラに至っては、近づくとマシンガンの音のような声で鳴き続けていたので、
巣が近くにあって、威嚇しているのかなと思いました。

鳥たちに見とれていたら、前からヒトが来たような感じがしました。
歩く姿勢から、ぼんやり「年配の方かな・・・」と思っていたら・・・

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「カモシカっ!!」50mくらいの間合いです。

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10秒ほどじっとしたままこちらを見つめて、去っていきました。

びっくりしたぁ!じいさんだと思ってました・・・。
ウサギやニホンジカみたいな俊敏さが全くなくて、あまりにのんびりしてたから。

その後、沢を渡って小野川湖探勝路方面へ歩いて行きました。
後で気づいたのですが、ここは林業用の道だったらしく
動物たちの足跡以外何もない、まさに「けものみち」状態。

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左右にぶれながら進むのは、タヌキの足跡の特徴。
イタチ、ウサギ、そして、カモシカの足跡もたくさんありました。

そうして・・・もう1回会えちゃいました・・・(T0T)

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カモシカくん、アゲイン!その距離30m。
30秒ほどもこちらを見つめていたでしょうか。
動かないことで、何かを訴えていると思えるくらい、じっとしていました。
毛の色が、ブナの木肌と同じなのがよくわかります。

堂々として、もののけ姫に出てくるシシ神さまみたいでした。
歩く姿は、じいさん。立ち姿は、シシ神さま。

春が来て、雪解けしてきたふもとに降りて採食しているのかな。
それにしても、もうそろそろ終わりと思っていた雪遊びに
思わぬ「オオトリ」が待っていました。

ぶあつい雪のじゅうたんが、しずくのペースでゆっくりゆっくり解けていきます。
ぽたり。・・・ぽたり。・・・ぽたり。
これから2ヶ月をかけて、裏磐梯の森はあざやかに色づいていきます。

・・・耶麻郡北塩原村

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